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SEO対策を外注する時の相場は?メリットや自社対応の注意点も

SEO対策は自社で取り組むほかに外注することも可能です。外注する場合は、SEO対策会社に施策の立案から効果測定までを依頼できるため、上位表示に向けて効果的に成果を出しやすくなります。

とはいえ、マーケティング担当者のなかには、「SEO対策を外注するときの費用相場がわからない」「業者を選ぶ判断基準が難しい」といった方もいるのではないでしょうか。

この記事では、SEO対策を外注するときの費用相場から外注するメリット・デメリット、外注を成功させるポイントまでを解説します。費用相場や外注する際のポイントを知ることで、自社に合うSEO対策会社を選べるようになるため、ぜひ参考にしてください。

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  1. SEO対策を外注するときの費用相場
    1. SEOコンサルティング
    2. SEO記事制作・コンテンツSEO
    3. 内部SEO対策
    4. 外部SEO対策
    5. SEO対策ツール
  2. SEO対策外注時の契約形態
  3. SEO対策を外注するメリット・効果
    1. SEOのプロによる過去の事例や分析をもとにした専門知識で適切な対策を行える
    2. 最新のアルゴリズム・アップデートに対応した施策を展開できる
    3. SEOに割く時間が減ることで社内リソースを確保でき本業に集中できる
    4. 長期的なマーケティング手法になるため、正しいメンテナンスを依頼できる
    5. 最新のSEO情報や外注後も使えるような汎用的なアドバイスをもらえる
  4. SEO対策を外注するデメリット
    1. 目標値やサイトの状態によっては年単位で継続的に費用が発生する
    2. SEO対策業者選びの難しさ
    3. 社内にノウハウが蓄積されにくい
    4. 目標を達成できずかけた費用が無駄になる場合がある
    5. 悪徳な業者にサイトや事業自体の評判を下げられるリスクがある
  5. SEO対策の外注を成功させる5つのポイント
    1. 初期段階から明確な目標設定がある
    2. 業者に丸投げではなく協力してSEO対策を行う
    3. 自社と同じ業種のSEO対策における実績がある
    4. 担当者の実績や受け答えから信頼できるかどうか確認する
    5. 継続的に成果の測定と改善があるか
  6. SEO対策を外注時の注意点3つ
    1. SEO対策を行う目的を決める
    2. 外注先の実績・評判をチェックする
    3. 自分自身もSEOの基礎知識を身につける
  7. SEO対策を外注して成功した事例|TripFarm株式会社
  8. SEO対策を外注ならウェブココルにご相談ください

SEO対策を外注するときの費用相場

SEO対策を外注する際の費用相場は、おおむね次のとおりです。

スクロールできます
施策名施策内容費用相場
SEOコンサルティング・サイト設計
・構造化データの設定
・自社・競業サイト分析
・各種施策の提案・実施 など
約10万〜50万円(月額)
※サイトの運用状況によっては50万円以上かかることもある
SEO記事制作・コンテンツSEO・キーワード選定
・記事制作
・ライティングのアドバイス など
1記事あたり約5万円
※平均文字数(5,000文字)×平均文字単価(10円)
内部SEO対策・サイト構造の最適化
・各種タグの最適化
・重複ページの解消
・内部リンクの改善
・パンくずリストの設置 など
約10万〜50万円
※基本的には単発で終わることが多い
外部SEO対策・被リンクの獲得約1万〜15万円
※月額もしくは成果報酬型となるケースが多い
SEO対策ツール・自社・競合サイトの分析
・キーワード選定
・被リンク分析 など
約2万円(月額)
※ツールによっては買い切りのものもある

SEO対策とひと口にいっても、さまざまな施策があります。自社サイトのアクセス数を伸ばすためには、各施策の概要を知っておくことが欠かせません。以下では、5つの施策の費用相場か主な施策内容、講じるメリットなどを解説します。

SEOコンサルティング

SEOコンサルティングとは、SEO対策まわりを総合的に支援するサービスのことです。自社・競合の分析はもちろん、サイト設計や各種施策の提案などを通じて、サイトのアクセス数アップを図ります。

費用感はサポートする範囲によって異なり、月額で約10万〜50万円かかることが一般的です。規模が大きいサイトになる場合は、100万円近く月額費用がかかるケースも見られます。

SEOコンサルティングは、SEO対策にまつわるすべてを丸投げできることがメリットであり、特に、自社へSEO対策の知見がない場合におすすめです。

近年は検索アルゴリズムが複雑化しており、専門的な知識がなければ上位表示を目指すことが難しくなっています。SEO対策について「何から手をつけるべきかわからない」という企業は、SEOコンサルティングを依頼し、サイトを効率的に伸ばしてみてはいかがでしょうか。

SEO記事制作・コンテンツSEO

SEO記事制作・コンテンツSEOは、記事制作に関する施策を任せられるサービスです。基本的には、競合サイトの分析やキーワード選定、記事制作などを依頼できます。一部のSEO対策会社では、SEOライティングの指導やレギュレーション作成、文章の添削にも対応しています。

費用相場は1記事あたり約5万円となっており、月額で換算すると5万〜30万円程度になることがほとんどです。多くの場合、文字数×文字単価で1記事あたりの金額を算出します。

文字単価は業者によって異なり、例えば、フリーランスの相場は3〜6円、SEO対策会社の相場は10〜20円となっています。費用を抑えたい場合は、記事の構成のみ依頼して文章は社内で制作するといったように、記事制作の一部を巻き取ることがおすすめです。

SEO記事制作・コンテンツSEOは、サイトのアクセス数を伸ばすために重要な施策です。顕在層はもちろん、潜在層へ向けてブランディングや認知度アップを図れるといったメリットがあります。競合と比較したときに、コンテンツ量が不足しているときに有効な施策です。

内部SEO対策

内部SEO対策は、自社サイト内の環境を整備し、検索エンジンからの評価を高める施策です。大きく分けると、検索エンジン向けの対策とユーザー向けの対策の2つとなります。

検索エンジン向けの対策でいえば、サイトマップの設置や内部リンクの改善などが挙げられます。ユーザー向けの対策の一例は、ページの読み込みスピードを改善したり、モバイルフレンドリー化を進めたりすることなどが挙げられます。

費用相場は約10万〜50万円となっており、SEO対策会社によっては施策を提示するまでが基本料金で、施策を実装する場合は別途費用がかかる業者もあります。そのため、依頼前にどのような料金体系なのかを確認することが大切です。

外部SEO対策

外部SEO対策は、外部のサイトから被リンクを獲得するために講じる施策です。なお、被リンクとは、外部のサイトに自社サイトへ向けた設置したリンクのことを指します。

被リンクを獲得するためにSEO対策会社が取り組む主な手法として、メール施策やプレスリリースの配信などが挙げられます。費用相場は、約1万〜15万円で月額もしくは成果報酬型のどちらかになることが一般的です。成果報酬型の場合、獲得した被リンクのドメインの強さや件数によって費用は変動します。

良質な被リンクを獲得できれば、検索エンジンからの評価を高めることが可能です。一方で、質の低いサイトや関連性が薄いサイトから受ける被リンクはサイトの評価を下げる恐れがあるので注意しましょう。

SEO対策ツール

SEO対策ツールは、SEO対策会社などが提供している分析や施策立案に役立つツールのことです。SEO対策ツールによって機能は異なるものの、自社サイトの分析や効果測定、順位チェックなどができます。

費用相場は月額約2万円となっており、なかには買い切りで利用できるSEO対策ツールもあります。基本的には機能が充実するほど、月額費用は高くなる傾向です。

SEO対策ツールの魅力は、自社で専門業者と遜色ない分析ができることです。自社でSEO対策を内製化したい企業は、SEO対策ツールを導入することを検討してみてもよいでしょう。

SEO対策外注時の契約形態

SEO対策を外注する場合、契約形態によって支払い方が異なります。一般的には、月額制・一括支払い・成果報酬型の3つに分かれます。

SEO対策を外注する際に最も多い支払い方法は月額制です。SEOコンサルティングやSEO記事制作・コンテンツSEOで月額制としているSEO対策会社がほとんどです。1か月あたり〇万円というように決まっているため、中長期的なコストを計算しやすいといった特徴があります。

一括支払いは、施策にかかる費用を一括で支払う方法を指します。一括支払いは戦略設計や内部SEO対策など、単発で終わる施策のときに多い傾向です。ただし、追加で施策が必要になる際には、改めて見積もりする必要がある点に注意してください。

成果報酬型は、SEO対策において何らかの成果が出たときに費用が発生する契約形態です。よくあるのは「特定の検索順位ごとに決められた単価×上位表示できた日数」で費用を計算する方法です。

成果が出るまで無料な点はメリットですが、意図しないキーワードで上位表示したときも費用が発生することはデメリットといえます。

SEO対策を外注するメリット・効果

SEO対策を外注するメリット・効果として、下記のことが挙げられます。

  • SEOのプロによる過去の事例や分析をもとにした専門知識で適切な対策を行える
  • 最新のアルゴリズム・アップデートに対応した施策を展開できる
  • SEOに割く時間が減ることで社内リソースを確保でき本業に集中できる
  • 長期的なマーケティング手法になるため、正しいメンテナンスを依頼できる
  • 最新のSEO情報や外注後も使えるような汎用的なアドバイスをもらえる

以下では、5つのメリット・効果について詳しく解説します。

SEOのプロによる過去の事例や分析をもとにした専門知識で適切な対策を行える

SEO対策を外注する場合、過去の事例や分析をもとにした専門知識で適切な対策を講じてもらえます。さまざまな業界・職種のサイトに携わるなかで、SEO対策会社は上位表示するノウハウを蓄積しています。

過去の事例や分析をもとに、クライアントのサイトに対してどの施策が有効なのか提案することが可能です。上位表示できる可能性が高まるだけでなく、成果が出るまでに最短ルートを選べることも、SEO対策を外注する魅力といえます。

打ち合わせをした際に、施策の引き出しが豊富にあるSEO対策会社ほど、成果に繋がる対策を講じられると判断してよいでしょう。

最新のアルゴリズム・アップデートに対応した施策を展開できる

Googleをはじめとした検索エンジンは、ユーザーに最適な検索結果を提供するためにコアアップデートを定期的に行います。

コアアップデートは検索アルゴリズムを見直す、検索エンジン内のアップデートのことです。その度に、上位表示されるサイトの基準が若干変わるため、常に最新の情報をキャッチしながら施策を打たなければ検索順位を維持できません。アルゴリズムへ迅速に対応しなければ検索順位が下がり、アクセスしてもらえないサイトになります。

SEO対策会社であれば、過去のコアアップデートと比較し、どのような施策が有効かを精査したうえで、最適な一手を打つことが可能です。

SEOに割く時間が減ることで社内リソースを確保でき本業に集中できる

SEO対策を外注するメリットとして、本業に集中できることも挙げられます。例えば、一人社長がSEO対策と本業の両方を進める場合、どちらも中途半端になりやすく、かけた時間に対して成果が得られないケースも少なくありません。

従業員を抱えている企業のケースでは、SEO対策ができるように社員を教育したり、採用したりするなどの方法を選ぶと、SEO対策を始めるまでに時間がかかる一方です。

本業以外のSEO対策にリソースが割かれてしまうと、売上や顧客満足度の低下に繋がる恐れがあります。SEO対策を外注すれば、本業にコミットしながら集客導線を整備できるといったメリットを得られます。

長期的なマーケティング手法になるため、正しいメンテナンスを依頼できる

SEO対策は、数か月で成果が出るマーケティング手法ではありません。中長期的に進めることで、売上・問い合わせが増える手法となっています。

例えば、アクセス数が減った場合は、どの流入によるアクセス数が減ったのかを分析してもらうことが可能です。原因に合わせて最適な施策を提案してもらい、安定した売上や問い合わせを獲得できます。

一方で、自社でSEO対策を進める施策を講じる場合、効果測定やアクセス数が増減した分析が手付かずになるケースが多くあります。中長期的にメンテナンスできなければ、サイトは一時的にしかビジネスに貢献しません。

サイトによる売上・問い合わせを安定させる、かつ増やしたいのであれば、中長期的にメンテナンスし続けることが求められます。

最新のSEO情報や外注後も使えるような汎用的なアドバイスをもらえる

SEO対策を外注する場合、業者から最新のSEO情報や外注後も使える汎用的なアドバイスがもらえます。打ち合わせを重ねるなかで、基本的なSEOの考え方やツールの使い方を教えてもらえる機会が多くあります。

例えば、コンテンツSEO対策をしている企業であれば、想定読者が求める顕在ニーズや潜在ニーズをどのように深掘りするのかといったように、記事の質を高める方法についてレクチャーしてもらえるかもしれません。

また、SEO対策会社が提供する最新のSEO情報は、上位表示を実現するために欠かせない内容となっています。最新のアルゴリズムをいち早く押さえた施策を講じ、上位表示を目指しましょう。

サクフリブログは、マーケティング情報など発信していますのでご参考にしてください。

SEO対策を外注するデメリット

一方で、SEO対策を外注する場合は次のようなデメリットもあります。

  • 目標値やサイトの状態によっては年単位で継続的に費用が発生する
  • SEO対策業者選びの難しさ
  • 社内にノウハウが蓄積されにくい
  • 目標を達成できずかけた費用が無駄になる場合がある
  • 悪徳な業者にサイトや事業自体の評判を下げられるリスクがある

以下では、デメリットの詳細を解説します。

目標値やサイトの状態によっては年単位で継続的に費用が発生する

SEO対策を外注する場合、目標値やサイトの状態によっては、数年単位で継続的に費用が発生するといったデメリットがあります。SEO対策にかかる外注費は、目標値やサイトの状況、競合サイトの強さによって変わります。

上位表示が難しいキーワードを狙ってビジネスを拡大させたい企業であれば、成果が出るまでに数年かかることが珍しくありません。例えば、1本5万円の記事を1か月あたり5本を依頼する場合、毎月25万円の費用が発生します。1年で300万円、2年継続すると600万円が外注費としてかかる計算です。

取り扱っている商品・サービスの単価が低い企業の場合は、SEO対策にかけた外注費を回収しきれない恐れがあります。SEO対策を外注する前に費用対効果の良し悪しを必ずチェックしてください。

SEO対策業者選びの難しさ

業者選びが難しいことも、SEO対策を外注するときのデメリットです。SEO対策会社とひと口にいっても、総合的なコンサルティングが得意な会社やコンテンツ制作・運用に強みを持つ会社、内部・外部対策に長けている会社など、多岐にわたります。

そのため、選び方を間違えてしまうと成果が出るまでに時間がかかってしまう恐れがあります。SEO対策を外注するのであれば、最低でも次の項目を押さえたうえで外注先を選びましょう。

  • どのようなサービスを提供しているのか
  • 費用感はどれくらいなのか
  • 実績は十分にあるのか
  • 契約期間に縛りはあるのか など

ほかにも、上記の項目だけでなく、SEO対策を通じてどのようなことを実現したいのかを明確にしておくことも重要です。例えば、集客力をアップさせたい企業は、集客支援実績が豊富にあるSEO対策会社を選べば、目標を達成しやすくなるでしょう。

社内にノウハウが蓄積されにくい

SEO対策を外注に頼ると、社内にノウハウが蓄積されにくくなります。施策や分析を丸投げすることになるため、社内のWebマーケティング担当者のスキルが伸び悩む原因となるかもしれません。

社内にノウハウを蓄積したい企業は、SEO対策会社から提案を受ける施策や共有されるレポートについて質問していくことが重要です。施策であればなぜこの施策が効果的なのか深堀りし、SEO対策に関する理解度を深めましょう。

SEO対策会社から受けた情報は社内でシェアをし、SEOのノウハウを蓄積する取り組みが重要です。

目標を達成できずかけた費用が無駄になる場合がある

SEO対策を外注したからといっても、必ず目標を達成できるわけではありません。目標を達成できなかった場合は、かけた費用が無駄になる可能性があります。

SEO対策に失敗する原因は、目標が明確になっていないことです。売上を伸ばしたいのか・認知度を高めたいのかによって、施策や注視すべき項目は異なります。

ビジネスを伸ばすために早くSEO対策を進めたい気持ちもわかりますが、まずは目標を明確にしたうえで必要な施策や目的達成に適したSEO対策会社を選ぶように心がけましょう。

悪徳な業者にサイトや事業自体の評判を下げられるリスクがある

SEO対策会社のなかには、施策がブラックボックス化しやすい点を悪用する業者も一部存在します。悪徳な業者にSEO対策を依頼すると、費用に見合わない施策を提案されたり、最悪の場合はサイトや事業自体の評価を下げられたりするリスクがあります。

例えば、悪徳な業者に「ブラックハットSEO」と呼ばれる、検索エンジンからスパム行為とみなされる施策を行うと、自社サイトの評価が一気に下がります。サイトが一度でもスパム行為とみなされてしまうと、上位表示を目指すことが難しくなります。

トラブルを回避したい企業は、依頼を検討しているSEO対策会社の最新の実績をチェックしたり、Googleマップの口コミなど評判をチェックすることが大切です。SEO対策会社を選ぶ際によくある失敗例について知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしておきましょう。

チャレンジSEO|ウェブココル株式...
SEO対策業者を選定するうえで本当によくある失敗を4つ紹介します - チャレンジSEO|ウェブココル株式会社 SEOコンサルタントの大島です。 弊社のSEOコンサルティングの依頼には「SEO対策業者に依頼するのは初めて」というお客様以上に「今まで依頼していた業者からの乗り換え」の...

SEO対策の外注を成功させる5つのポイント

SEO対策の外注を成功させたい企業は、次の5つのポイントを押さえましょう。

  • 初期段階から明確な目標設定がある
  • 業者に丸投げではなく協力してSEO対策を行う
  • 自社と同じ業種のSEO対策における実績がある
  • 担当者の実績や受け答えから信頼できるかどうか確認する
  • 継続的に成果の測定と改善があるか

以下では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

初期段階から明確な目標設定がある

SEO対策の外注を成功させるためには、初期段階から明確な目標設定をすることが大切です。

何を達成したいのか明確な目標がない状態でSEO対策を外注すると、成果が出るまでに時間がかかり、最悪の場合は時間とお金を無駄にする恐れがあります。仮に成果が出始めたとしても、適切にPDCAをまわすことが難しくなる可能性もあります。

SEO対策の目標設定をする際には、KGIとKPIの設定が重要です。なお、KGIは売上や成約数などの最終ゴールを指す言葉、KPIはKGIを達成するために設けられる中間目標のことです。目標設定をする際は、次の手順で進めることをおすすめします。

  • KGIを設定する
  • KGIから逆算してKPIを定める
  • KPIを細分化する
  • 定めたKPIが正しく機能するのかをチェックする

基本的には、KGIから逆算してKPIを考えると目標設定がスムーズに進みます。

例えば、「サイト経由の売上を〇万円達成する」というKGIを定める場合は、売上目標に必要な商談回数を算出し、サイトを通じて何件のリード獲得が必要なのかを洗い出しましょう。

そこから、リード獲得に向けて「1か月あたり〇件の資料請求を獲得する」といったKPIを決めると、いつまでに・何を・どれくらい達成すればよいのかが明確になります。

業者に丸投げではなく協力してSEO対策を行う

SEO対策を外注する際は、業者に丸投げではなく協力してSEO対策を進めましょう。業者と協力してSEO対策へ取り組むことで、認識のずれが少なくなり、自社サイトの順位を効率的に上げられます。

足並みを揃えてSEO対策を進めるためには、業者とコミュニケーションをとることが大切です。チャットでのやり取りはもちろん、定期的なミーティングを通じて自社サイトが進んでいる方向性について話し合いましょう。

また、業者が共有するレポートを見て終わるのではなく、わからないことを質問することで社内にSEOノウハウを蓄積することも可能です。SEOノウハウが貯まれば施策の一部を社内で巻き取れるため、浮いた費用で別の施策を依頼し、より検索順位アップを目指しやすくなります。

自社と同じ業種のSEO対策における実績がある

SEO対策の外注を成功させるためには、自社と同じ業種のSEO対策における実績があるのかを確認することも重要です。SEO対策とひと口にいっても、業種によって必要となる施策や検索順位の傾向は異なります。

そのため、外注先を選ぶときは、自社のビジネスと関連性の高いキーワードで上位表示させた実績があるSEO対策会社を中心に探すことがおすすめです。実績を豊富に持つSEO対策会社は、自社サイトで過去の対策実績を公開しています。

例えば、弁護士事務所がSEO対策を外注したい場合は、「エリア名×弁護士事務所」といったようなキーワードで上位表示をした実績を持つ業者へ依頼すると、成果が出やすくなるでしょう。

担当者の実績や受け答えから信頼できるかどうか確認する

SEO対策を外注する際は、担当者の実績や受け答えから信頼できるかどうかを確認することも欠かせません。信頼できるSEO対策会社を選ばなければ、成果が出にくくなるだけでなく、トラブルに繋がる恐れもあります。

信頼できる担当者かどうかを判断したい場合は、次のポイントをチェックすることが大切です。

  • Googleのガイドラインに考慮しているのか
  • わかりやすく解説してくれるのか
  • 具体的な施策を打ち出せるか
  • 見積もり内容に納得できるか

信頼できる担当者かどうかを判断したい場合は、何を基準にSEO対策をしているのかを聞いてみるとよいでしょう。そのなかで、「Google検索セントラルのガイドラインに基づいてやっている」といった回答が得られるようであれば、Googleの基準に沿った施策を提案してくれるでしょう

また、SEO対策は中長期的に進めるマーケティング手法のため、わかりやすく解説してくれる相性のよさもチェックすることが欠かせません。提案できる施策の幅や見積もり内容などを総合的に比較したうえで、信頼できる担当者なのかを判断することがおすすめです。

外注先を探す際は複数社へ見積もりを依頼し、そのなかから自社と相性がよい担当者を選ぶことが重要です。

継続的に成果の測定と改善があるか

SEO対策は、中長期的に施策を実施することで成果が出るマーケティング手法です。PDCAをまわしながら、最適な施策を打ち出し、検索順位を上げて維持することが重要です。そのため、継続的に成果の測定と改善ができる外注先なのかをチェックすることも必要になります。

SEO対策会社と打ち合わせをした際に、施策を提案してもらうだけでなく、効果測定や改善はどのように進めているのかをあわせて質問しておきましょう。業者から回答をにごされたり、満足な回答を得られなかったりするときは、効果測定や改善に弱いSEO対策会社である可能性が考えられます。

一方で、業者から施策を講じたあとの効果測定や具体的な改善施策まで説明してもらえるようであれば、安心して依頼できるSEO対策会社と評価してよいでしょう。

SEO対策を外注時の注意点3つ

SEO対策を外注する際は、下記のポイントに注意することが大切です。

  • SEO対策を行う目的を決める
  • 外注先の実績・評判をチェックする
  • 自分自身もSEOの基礎知識を身につける

ここからは、3つの注意点について解説します。

SEO対策を行う目的を決める

SEO対策を外注する際は、必ず目的を決めた上で依頼先を探すことが大切です。目的が決まっていない状態でSEO対策を進めると、得られる成果が中途半端になる可能性が高くなります。

前述したKGIやKPIを細かく決めることが難しい場合は、「問い合わせ数を増やしたい」「売上をアップさせたい」といったような抽象的な目的だけでも決めておきましょう。

ある程度の目的が決まっておけば、SEO対策会社と行う事前打ち合わせで具体的な数値目標まで落とし込みやすくなります。

外注先の実績・評判をチェックする

SEO対策を外部へ依頼するときは、外注先の実績・評判をチェックすることが重要です。外注先のサイトはもちろん、営業資料などを中心にチェックし、どのようなキーワードで上位表示を達成した実績があるのかを調べることが大切です。

また、実際に上位表示を達成したキーワードが月間どのくらい検索されているのかを合わせてチェックしておくとよいでしょう。一部のSEO対策会社はインデックス数のみを記載し、ユーザーからまったく検索されていないキーワードを上位表示させた実績として公開している場合があるためです。

ヒットするページ数が多いからといっても、ユーザーから検索されているとは言い切れないことを知っておいてください。

ほかにも、外注先の実績・評判を調べる方法として、社名を検索して口コミを確認する方法があります。口コミであれば、第三者からの評判がチェックできるため、実際に成果を出せるSEO対策会社なのかを評価しやすくなります。

自分自身もSEOの基礎知識を身につける

SEO対策を外注するときは、自身もSEOの基礎知識を身につけることが大切です。近年は減ってきていますが、SEO対策会社のなかには、悪徳な手法で営業をかけてくる業者が一部存在することも事実です。

SEOの基礎的な知識を押さえておけば、騙されたり効果が薄い施策を受け入れたりすることを防止できます。

SEOについて学びたい場合は最新の書籍を読んだり、SEO対策会社が公開しているブログをチェックしたりすることがおすすめです。最新の情報に触れることで、基礎を網羅できるだけでなく、トレンドとなっている施策を知れます。

なお、この記事を公開しているウェブココル株式会社もSEOノウハウを発信するブログを運営しております。SEOの基礎を押さえたい方は、ぜひチェックしてみてください。

SEO対策を外注して成功した事例|TripFarm株式会社

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TripFarm株式会社は、SEO対策を外注して成功した企業の一つです。着物レンタル事業を中心に展開しており、依頼当初、次のような課題を抱えていました。

  • 京都×着物レンタルの売上に直結するキーワードで上位表示をしたい
  • 各地域で上位表示を達成したい
  • 多言語サイトの運営におけるSEO対策がわからない

TripFarm株式会社が特に対策したいと考えていた「京都 着物レンタル」というキーワードでは、35位と上位表示まで程遠い状況でした。弊社が1年6か月支援したところ、「京都 着物レンタル」で1位を獲得し、次のようなキーワードでも上位表示を実現することができました。

  • 祇園 着物レンタル…1位
  • 嵐山 着物レンタル…1位
  • 清水寺 着物レンタル…1位
  • 浅草 着物レンタル…1位
  • 川越 着物レンタル…1位
  • 鎌倉 着物レンタル…1位

「エリア名×着物レンタル」といった複数のキーワードで上位表示を実現し、売上拡大に繋げられました。「着物をレンタルしたい」というユーザーへの訴求力が高まったことが、ビジネス拡大に繋がったといえる理由です。

上位表示を実現するために、TripFarm株式会社へ次のような施策を中心に講じました。

  • SEOコンサルティング
  • コンテンツマーケティング

TripFarm株式会社から「多言語サイトの運営におけるSEO対策がわからない」といった悩みがあったことから、SEOコンサルティングを通じて、総合的なSEO対策の支援を進めました。

具体的には、タイトルタグの最適化やTOPページのコンテンツ・プランページのコンテンツなどの改修、内部・外部対策を中心に取り組みました。また、サイト内のコンテンツを充実させるほか、関連するキーワードから顕在顧客・潜在顧客の両方を獲得することを目的にコンテンツマーケティングにも注力しました。

サイトの状況やTripFarm株式会社がSEO対策を通じて実現したいことを踏まえて、施策提案・実施した結果、紹介したような成果に繋がったと感じています。

ウェブココル株式会社はSEO対策のなかでも、特に「地域名×〇〇」といったキーワードで上位表示を実現することを得意としているSEO対策会社です。地域名を絡めたキーワードで上位表示できれば「商品・サービスを利用したい」と考えている顕在層へダイレクトにアプローチでき、売上拡大に繋がりやすくなります。

アクセス数をただ増やすのではなく、売り上げに繋がる施策を講じたい企業は、ぜひ一度ウェブココル株式会社へご相談ください。

SEO対策を外注ならウェブココルにご相談ください

SEO対策を外注する場合、施策内容によって費用相場は異なります。1か月あたり30万円ほどになるケースが多く、サイトの規模が大きくなるほどかかる費用は高くなる傾向です。

SEO対策を外注する大きなメリットは、プロによって分析結果や過去の事例をもとに、最適な施策を実施してもらえることです。より成功確度が高い施策を中心に進めるため、最短期間で成果を出すことが可能です。

ウェブココル株式会社では、SEO対策の無料相談を実施しています。サイトの現状からどのような目標を達成したいのかなどをヒアリングしたうえで、実際に効果の出るSEOコンサルティングをご提供します。

もし、「SEO対策は気になるものの何から相談すべきかわからない」「どのような施策を講じるべきか自社で判断できない」といった場合は、ぜひウェブココル株式会社へご相談ください。

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この記事を書いた人

チャレンジSEOは「あらゆる事業者の地客を最大化させる」をミッションに、独自のSEO攻略ノウハウを発信しているメディアです。編集部はウェブココルのSEOコンサルティングチームで構成されています。

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    4. 目標を達成できずかけた費用が無駄になる場合がある
    5. 悪徳な業者にサイトや事業自体の評判を下げられるリスクがある
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    1. 初期段階から明確な目標設定がある
    2. 業者に丸投げではなく協力してSEO対策を行う
    3. 自社と同じ業種のSEO対策における実績がある
    4. 担当者の実績や受け答えから信頼できるかどうか確認する
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