外部対策で被リンクを増やす効果的な方法10選をSEO会社が解説

外部リンク(被リンク)は検索順位を上げるために欠かせないSEO対策です。しかし、被リンクを増やすには様々な外部対策が必要です。正しい方法で獲得していかなければ、検索順位に悪影響を与える可能性もあります。

本記事では外部リンク(被リンク)を増やす方法を解説しています。SEOの外部対策なら、質のいいリンク獲得を目指しましょう。

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被リンクとは?SEOにおける重要性の解説

被リンクとは他サイトに貼られた自サイトに繋がるリンクのことです。被リンクの呼び方は様々で外部リンクやバックリンクとも言います。

被リンクはドメインパワーや検索順位の上下にとても大きな影響力を持ちます。そのため、外部対策の最初のステップとして1番最初に取り掛かるのに被リンクはとてもおすすめです。

なお、発リンクは自社サイトから他社サイトに繋げるリンクのことを指します。コンテンツを制作する場合は、情報の信頼性を担保するために参考・引用元として一次情報先へ発リンクすることが多くあります。

質の高い被リンクと質の低い被リンクの違いを理解する

被リンクとひと口にいっても、質の高い被リンクと質の低い被リンクがあります。

質の高い被リンクとは、記事と関連性があり、自然な形で引用できている被リンクのことを指します。例えば、当メディアのようにSEO対策情報を取り扱っている場合は、他社のSEO対策メディアで引用されると自然な被リンクといえるでしょう。

一方で、質の低い被リンクとは、記事の内容と関連性が低いサイトから受ける被リンクのことです。具体的には、ペット情報向けの記事がガジェット系のメディアで引用される場合は、質の低い被リンクと判断できます。

被リンクはただ集めればよいものではなく、いかに関連性の高いメディアから受けられるかが重要です。関連性が高いサイトから受ける被リンクが多くなれば、その領域で専門性があるサイトだと評価され、上位表示を実現しやすくなります。

被リンク(外部リンク)を増やすための10の方法

外部リンク獲得方法を解説します。今回はすぐに試すことができる方法を10個厳選しました。特に重要なのは総じて質のいいコンテンツを作成することです。ひとつずつ解説します。

外部リンクを増やす方法はあくまで一例です。SEO効果を確約するものではありません。参考にしながらまずは実践してみてください。

①網羅性の高いコンテンツ作成

記載した情報で検索ユーザーが欲している情報を網羅する必要があります。

例えば「肩こり 治し方」で検索された場合、痛み止めを飲む方法しか書かれていなければすぐに検索結果に戻ってしまいます。それ以上に、マッサージ方法や解消グッズが紹介されていれば、検索ユーザーにとって必要な情報が詰まっているはずです。

そのため、検索ユーザーにとって必要な情報を満たすことで「有益なページ」として外部リンクが獲得しやすくなります。検索でユーザーが訪れた1ページの中に必要な情報を満たすようにしましょう。

②逆検索をして掲載依頼を送る

逆検索をすることで外部リンクを獲得することもできます。

自身のサイトのコンテンツが他のサイトで利用されていないか、逆検索をして確認してみましょう。

逆検索とは主に3つの方法があります。

  1. 画像検索で類似画像を探す
  2. 専門的な解説が無断掲載されていないかツールでチェックする
  3. 自社サービス・店舗名を検索して言及しているサイト

例えば、画像検索をして自サイトと同じ画像があれば出典先としてリンクを貼ってもらいましょう。さらに、同じ文章をコピーされたり、自社について言及しているサイトにリンクの交渉をします。

中にはバナーやスクリーンショットを無断掲載している場合もあるでしょう。しかし、「勝手に無断転載しないでください」と注意してしまうよりもSEO効果が期待できます。

関連サービス:被リンク獲得営業代行サービス

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③寄稿をする

寄稿とは他社や他のサイト運営者に「コンテンツを提供するので掲載してください」と依頼することです。

例えば、家電をおすすめしている比較サイトがあれば、自身で執筆した家電のレビュー記事を掲載してもらいましょう。その記事内から、執筆者として自分のサイトへリンクを貼らせてもらうことができれば、外部リンクが獲得できます。

ただし、nofollwではなくきちんとリンク効果のあるサイトに掲載してもらわなければいけません。そのため、寄稿を募集しているサイトや、リンク効果のあるサイトへ依頼を送るようにしましょう。

④一次情報をプレスリリースする

自社で一次情報をリサーチしてデータをプレスリリースする方法は、認知度を持っている企業や店舗におすすめしたい外部リンクの獲得手段です。

例えば、結婚相談所であれば「20代女性の未婚率に関する統計データ」を取得してプレスリリースを配信します。もし、有名なプレスリリースのサイトであれば他サイトの運営者の目に止まることが多くなるでしょう。

長期的にデータが引用されることで外部リンクが獲得できる可能性があります。

⑤イベントやキャンペーンを行う

自社サービスのイベントやキャンペーンを行うことで、話題性から外部リンクを獲得する方法です。

例えば、イベントに対して協賛をしたりYoutuberとコラボするなどの企画を行います。他にもSNSを通じて割引キャンペーンやプレゼント企画をするのもいいでしょう。

その結果、ニュースサイトやまとめサイト等に転載される機会ができ、外部リンクの獲得に繋がっていきます。話題性を持たせて認知度のアップやリンクを貼ってもらう機会を増やしていきましょう。

⑥SNSの活動で認知獲得

SNSで積極的に活動することで、自社の認知度を上げるのも外部リンク対策の1つです。

例えば、食品会社であればレシピや美味しい食べ方をSNSで発信します。他にもインフルエンサーに商品を紹介してもらったり、話題性のあるコンテンツを作ってもらうこともおすすめです。

もし、会社名やサービス名の認知度が上がればGoogleでも検索されやすくなります。まずはSNSで認知度を上げることにより、外部リンクを獲得する機会を増やすことができます。

⑦トレンド性の高いコンテンツ作成

トレンド性の高いコンテンツとは最新情報を取り入れることです。

例えば、お酒に関するサイトなら2020年に「酒税法改正」の法律が変わった情報を載せるといいでしょう。新鮮な情報を競合サイトよりも早く取り入れることで、自分のサイトから外部リンクを獲得しやすくなります。

また、新しい情報を更新していく方が「更新率が高いサイト」としてSEO効果も期待できます。トレンドを素早くキャッチして、コンテンツに取り入れるようにしましょう。

⑧定期的に競合サイトを確認する

競合サイトは定期的にリンクやコンテンツを確認しましょう。

例えば、他社サイトにリンクしていて、自社サイトにリンクしていないページがないか探します。また、競合より良いコンテンツを作成してリンク配置や張り替えを行ってください。

定期的に競合との違いを精査することにより、獲得すべき外部リンクや対策が見えてきます。

⑨専門性の高いコンテンツ作成

専門的な用語が入ったページは外部リンクがもらいやすい傾向にあります。

例えば、脱毛サロンなら「医療脱毛と脱毛サロンの違いとは?」など、解説系のページを入れるようにしてください。すると、専門家が書いたようなページはWikipediaのように引用されやすくなります。

そのため、検索ボリュームの少ないマニアックな内容でも、専門性の高いコンテンツは入れておくと良いでしょう。

⑩リンク切れサイトへ代替提案を行う

リンク切れを起こしているサイトがあれば、自サイトへリンクを張り替えてもらえないか代替提案を行います。この際、被リンクチェックツールを使えばすぐにリンク切れを確認できます。

もし、リンク先として自分のサイトのコンテンツが当てはまりそうなら、代替提案を運営者にしてみましょう。

また、自分のサイトに貼られた被リンクも常にチェックしておく必要があります。時間が経つにつれて古いページが消えていたりする場合もあるからです。

自分のサイトへの被リンクがリンク切れを起こしている場合も、他の記事に張り替えてもらえないかリンク先に提案するのをおすすめします。

被リンク(外部リンク)が必要な理由

E-E-A-Tとは?(オリジナル)

外部リンクがSEOで検索順位を上げるために必要な理由はE-E-A-Tという指標が重視されているためです。

用語解説:E-E-A-Tとは?
⇒Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の4つが満たされているWebサイトやページを高く評価するというGoogleが定めた指標の1つです。
・経験:トピックに関してコンテンツ作成者が直接もしくは長い期間経験した内容
・専門性:特定の分野で詳しく書かれた専門的な内容
・権威性:多くの人に認めれらている存在
・信頼性:サイト運営者及びWebサイトの内容が信頼できるか
※参考:検索品質評価ガイドライン

例えば、風邪薬に関する内容を書いた一般人のブログより、医療従事者の方が書いた製薬会社のサイトの方が評価されやすくなります。理由は専門的で信憑性も高いからです。

その結果「専門的で信頼のあるサイトなら外部リンクが多いはずだ」と判断されます。つまり”外部リンク=Web上での第三者からの評価”というように捉えてもらうといいでしょう。

リンクは編集者による人気投票のようなもので、役に立つコンテンツを多く提供するほど、そうしたコンテンツが自サイトのユーザーにとって有益だと気付く人が増え、そのサイト コンテンツへのリンクを設定してもらえる可能性が高くなります。

引用:リンクプログラム-Google Developers

そのため、「経験・専門性・権威性・信頼性」を満たすサイト作りが外部リンクを獲得するための前提です。そして、Googleの指標にあるE-E-A-Tを満たしていると判断されるために、質のいい外部リンクが欠かせません。

被リンク(外部リンク)がもたらすSEO効果

被リンクがもたらすSEO効果として、主に次の2つがあります。

  • ドメインパワーの強化とSEOに与える影響
  • ページの信頼性・権威性向上による上位表示の可能性

良質な被リンクを集められれば、サイトがクロールされやすくなる・上位表示を実現しやすくなるなど、よい意味でSEO効果を受けられます。以下では、被リンクがもたらすSEO効果を2つの項目に分けて詳しく解説します。

ドメインパワーの強化とSEOに与える影響

ドメインパワーとは、検索エンジン上で特定のドメインの権威性を数値化した指標です。ドメインランクやドメインレーティングと呼ばれることもあります。

ドメインパワーは、良質な被リンクを多く獲得しているサイトほど高まりやすい仕組みです。一般的には、質の高いコンテンツを発信し、関連性のあるサイトから被リンクをもらうことでドメインパワーを上げるケースが多くあります。

ドメインパワーが高ければ検索エンジンから評価されるスピードが速くなり、結果として、SEO効果を短期間で受けやすくなります。

ページの信頼性・権威性向上による上位表示の可能性

近年のアルゴリズムでは、信頼性・権威性があるページほど、上位表示されやすい傾向にあります。検索エンジンは信頼性・権威性の有無を、被リンクの獲得状況によって評価するといわれています。

例えば、被リンクを多く獲得しているサイトAと被リンクを獲得していないサイトBがあったときに、同じような情報を発信する場合は、サイトAのほうが上位表示されやすくなるでしょう。

必ずしも被リンクの数だけで上位表示される・されないが決まるわけではないものの、検索エンジンが検索順位を決めるうえで被リンクが大きな指標であることは知っておいてください。

\ 被リンク獲得が得意 /

被リンク(外部リンク)を増やす際の注意点

被リンク数を増やす施策を進めるときには、下記のポイントに注意しましょう。

  • 量よりも質を重視する
  • 同じアンカーテキストを多用しない
  • 関連性に気をつける

ここからは、3つの内容について深掘りして解説します。

量よりも質を重視する

被リンクを増やすときは、量よりも質を重視しましょう。過去には、被リンクを多く獲得することで効果を得られていましたが、近年は下記のようなページから受ける被リンクは関連性が弱く質が低いと判断されます。

・過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。

・アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。

・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。

引用:リンクプログラム-Google Developers

関連性が低いサイトや低品質なページから被リンクを受けると、自社サイトの順位が上がるどころか下がる原因に繋がります。特に、数年にわたって運営しているサイトは、低品質なサイト・ページから被リンクを受けている可能性がゼロではありません。

次の章で被リンクを拒否する方法も解説するため、被リンク施策に力を入れたい場合はあわせてチェックすることをおすすめします。

低品質なサイトから被リンクがあった場合拒否する

低品質なサイトから被リンクを受けている場合は、Googleサーチコンソールを使うことで否認できます。低品質な被リンクを否認しておけば、自社サイトの評価を下げずに済みます。

被リンクを拒否する場合は次の手順で進めることが一般的です。

被リンクを拒否する手順
  • Googleサーチコンソールのメニューにある「リンク」を開く
  • 「外部リンクをエクスポート」から「その他のサンプルリンク」を選択する
  • ダウンロードしたリストから低品質な被リンクを選別する
  • 選別した被リンクのURLをリンクの否認ページへアップロードする

被リンクを否認する行為はサイトのパフォーマンスにも影響するため、慎重におこなうことが重要です。基本的には、明らかなスパムサイトや嫌がらせページから受けた被リンクのみを否認しましょう。

関連性の高い被リンクを獲得する

被リンクを活用した施策を進めるときは、関連性の高い被リンクを中心に獲得することが重要です。SEO対策をするうえで被リンクが重要なことには間違いありませんが、数で勝負するものではありません。

例えば、過去には被リンク数を増やすうえで有効といわれていた相互リンクについて、Google検索セントラルでは次のように述べています。

過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成する

引用:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」

多くあるのが「SEOのために相互リンクしましょう」といった、仲のいい経営者同士でおこなう被リンクです。相互リンクすることだけが目的の場合はリンクスパムと評価され、サイトのパフォーマンスに影響を及ぼす恐れがあるため注意しましょう。

被リンクの購入はGoogleのガイドラインに違反している

被リンクを購入することは、Googleのガイドラインに違反しています。近年は、被リンクの売買を促す業者は減っているものの、一部の悪徳な業者は「SEO効果を上げるために被リンクを購入しませんか?」といった商売をしていることが事実です。

被リンクの売買に関しては、Google検索セントラルで次のように述べられています。

ランキングを上げることを目的としたリンクの売買。次のような行為がこれに該当します。

  • リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする
  • リンクに関して物品やサービスをやり取りする
  • 特定の商品について記載してリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を送る

引用:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」

Google側に検索順位を上げることを目的としたリンクの売買をしていることが発覚した場合、リンクスパムをしているサイトとみなされます。検索順位が全体的に下がるだけでなく、最悪の場合、サイトやベージがインデックスされなくなる可能性もあります。

被リンクの調査方法は?

被リンクを調べるにはチェックツールを使わないといけません。

無料と有料のツールをご紹介しますので、気になった方はリンクから詳細を確認してください。

ツール名有料or無料機能
Googleサーチコンソール無料・被リンク状況の確認
・ページの検索状況の確認
・サイトの問題点の確認 など
Bing Webmaster Tools無料・被リンク状況の確認
・キーワードリサーチ
・SEOレポートの抽出 など
MOZ Pro -Link Explorer有料・被リンク状況の確認
・サイトの問題点や改善点の抽出
・検索順位のトラッキング など
Ahrefs -Backlink Checker有料・被リンク状況の確認
・検索ボリュームの把握
・競合ドメインの比較 など
semrush有料・被リンク状況の確認
・ドメインやキーワードの分析
・競合サイトのアクセス解析 など

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この記事を書いた人

チャレンジSEOは「あらゆる事業者の地客を最大化させる」をミッションに、独自のSEO攻略ノウハウを発信しているメディアです。編集部はウェブココルのSEOコンサルティングチームで構成されています。

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