相互リンクのやり方4選|獲得のメリット・デメリットや注意点も紹介
相互リンクがSEO的なメリットがあるのかどうか、疑問に感じているのではないでしょうか。
結論からいうと相互リンクには、SEO的な効果が期待できる上に、他サイトからのユーザーの流入も獲得できる施策です。
しかしながら、逆に相互リンクから他のサイトにユーザーが流れてしまうデメリットもありますので、一概に良い施策だとはいえないところもあります。また、相互リンクを行う際には自社のサイトよりも、ドメインパワーが強い他社のサイトと行うのがベストだと言えるでしょう。
本記事では相互リンクのメリットやデメリットをはじめとした、相互リンクの具体的な営業方法など分かりやすく解説しています。
最後まで読んで頂くことで、相互リンクに関しての理解をより深めることができるでしょう。
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相互リンクで得られるseoメリット
相互リンクは、外部SEO対策としての効果が期待できます。
具体的には自社のドメインパワーが強くなることと、他サイトからのユーザーの流入が挙げられるでしょう。特に検索で上位表示などを狙っているサイトであれば、ドメインパワーは大変重要な項目です。
相互リンクをもらうことでドメインパワーの向上に繋がり、検索順位にも大きくプラスの影響を与えることができます。
ドメインパワーが強くなる
ドメインパワーとは、簡単にいえばサイトの強さのことを意味します。
Google検索エンジン上あるサイトは全て、Google独自の基準でスコアをつけており、スコアが高ければ高いほどドメインパワーが強いサイトということになります。
ドメインパワーの指標となるスコアが高ければ高いほど、検索結果に表示されているサイト内の記事順位が上がりやすいです。
そのため、相互リンクをもらうことで、ドメインパワーが強くなり、検索結果にも良い影響を与えるという効果が期待できます。
なお、相互リンクで得られる被リンクの重要性に関しては、Googleの規約でも謳われています。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
出典:Googleが掲げる10の事実
他サイトからの流入が見込める
相互リンクとは、お互いのサイトのリンクを貼り付ける行為です。
そのため、自社のサイトには他社のサイトからの新規ユーザーの流入が期待できます。ユーザーの流入が多くなることで、よりPV(ページビュー)も上がりますし、CV率(コンバージョン率)の向上にも期待できるでしょう。
また、訪問者の数やサイトへの滞在時間の向上なども、検索順位にプラスの影響を与えます。
相互リンクで得られるseoデメリット
相互リンクの大きなデメリットとしては、「他サイトへ読者が流れてしまう」ということです。
せっかくあなたのサイトへユーザーが訪れたにも関わらず、内部で他の記事を閲覧する前に、相互リンクから他社のサイトへ移られては大きな機会損失になります。
相互リンクは一見するとメリットだけに見えますが、逆にユーザーが相互リンクから流出してしまうということも、しっかりと把握しておきましょう。
他サイトへ読者が流れてしまう
相互リンクには被リンクを得られるという大きなメリットがある反面、自社サイトにも他社のリンクを貼り付けることから、ユーザーの流出が懸念されます。
そのため、相互リンクであっても記事内のどの位置にリンクを設置するかが、とても重要になってきます。
相互リンクだからといってユーザーが記事からすぐに離脱するような場所に設置していては、自社サイトの記事自体が読まれない原因にもなりかねません。
「相互リンク」「被リンク」「発リンク」とは?
- 相互リンク:双方同意の上で、お互いのサイトでリンクし合う状態。
- 被リンク:他社のサイトに設置されたリンクのこと。
- 発リンク:自社サイトから他のサイトへ向けたリンクのこと。
【一人勝ちできる!】効果のある相互リンクとは?
相互リンクをもらう際には、相手側がどのくらいドメインパワーが強いかが、とても重要になってきます。
ドメインパワーが強いサイトから相互リンクをもらうことができれば、あなたのサイトのドメインパワーを上げることができます。
しかし、逆に相互リンク側のドメインパワーが低いと、効果があまり期待できません。
ドメインパワーが強いサイトからのリンク
相互リンクをもらう際には、できるだけドメインパワーが強いサイトからもらうようにしましょう。
ドメインパワーが弱いサイトから相互リンクをもらっても、あなた自身のサイトに対してのメリットは少ないです。
できるだけ強いドメインパワーがあるサイトと相互リンクすることで、Google側も関連性の高いサイトとして認識します。
その結果、あなたのサイトのドメインパワーを引き上げてくれることが期待できます。
信頼できるサイトからのリンク
相互リンクを行う際には、信頼できるサイトからもらうことが大切です。
信頼できるサイトとは、
- 定期的にコンテンツを更新している
- 一つの分野に特化している
- あなたのサイトに関連性がある
などのサイトのことを意味します。
特に「あなたのサイトに対して関連性が高いサイト」であるかは、とても重要なことです。
仮にあなたがダイエットブログを運営しているとするならば、ダイエットに関連した他のサイトと相互リンクした方が外部SEO効果は大きいと言えるでしょう。
逆に、ダイエットブログにも関わらず旅行関連のサイトと相互リンクしても、前者に比べて外部SEO効果はあまり期待できません。
逆営業が来た際の確認ポイント
相互リンクに関する営業が他社からきた際には、必ず3つの項目を確認するようにしてください。
確かに相互リンクは、お互いにメリットがある魅力的なSEO対策の一つです。しかし、全部が信頼できる相互リンク相手であるとはいえないからです。
確認1:相手サイトの信用性はあるか
相互リンクの営業がきた際に1番最初に確認して欲しいのが、相手サイトのドメインパワーです。
ドメインパワーの確認方法は「【いくつ?】ドメインパワーチェック方法と調べ方|ドメインパワーの実力を計測」の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
併せて相手サイトの運営歴や記事数、投稿頻度なども確認しておきましょう。
確認2:ジャンルの相違がないか
相互リンクを行う際には、できるだけあなたのサイトと似通ったジャンルのサイトであることが大切です。
あまりにもジャンルがかけ離れていると、Googleが悪いリンクだと勘違いしてしまい、記事の検索順位に影響が出てしまいかねません。
最悪、Googleからペナルティを受けてしまい、サイトの評価自体が下がってしまうこともあります。
確認3:リンクを張る記事の確認
相互リンクをもらう際には、実際に貼る記事の確認も必要不可欠です。
どのような記事に自社サイトのリンクを貼ってもらえるか事前に確認することで、全く関連性のない記事からの被リンクを防ぐことができます。
また、逆に自社サイトに他社のリンクを貼る際にも、どのような位置に発リンクを設置するかをしっかりと吟味した上で、行うことが大切です。
【知らないと損!】効果の少ないリンク
相互リンクを行う際にもっとも気をつけなければならないのは、どのような被リンクをもらうかです。
被リンクによっては、全く効果が期待できない”nofollow”が付いたサイトや、同じIPアドレスからもらうようなこともしばしばあります。
そのため、事前にどのような被リンクに効果が期待できないかを、知っておくことはとても大切なことなのです。
「nofollow」自体に被リンクの効果はない
nofollowとは、簡単に言ったら他のサイトに対して、ページの評価を渡さないことを意味します。
分かりやすい例でいうと、アメブロなどの無料ブログサービスなどが挙げられます。その他、SNSのリンク付きの投稿などもnofollow扱いです。
相互リンクを行ってもらったは良いものの、相手側のサイトでnofollow扱いになっている場合は、しっかりと申し出る必要があります。
例えドメインパワーが強いサイトから相互リンクをもらったとしても、被リンクがnofollowであれば全くSEO効果は得られません。
「静的リンク」の効果は薄い
“静的リンク”とは、その名の通りクリックされない、アクションが全くないリンクのことを意味します。
逆に、クリック率が高く、常にアクティブに動いているリンクのことを”動的リンク”といいます。
どちらが良いかは一目瞭然だと思いますが、被リンクを設置する位置によってリンクの活発性が問われるため、相互リンクする際には、被リンクの設置位置まで予め指定すると良いでしょう。
同じIPからのリンクの効果は薄い
相互リンクを行う際には、できるだけ以前もらったことがあるサイト(もしくは記事)は避けるようにしてください。
同じIPアドレスのサイトと相互リンクを何度も繰り返しても、外部SEO効果はあまり期待できないからです。
特にペンギンアップデート後はかなり厳しくなっているので、悪いリンクだと間違えられないように注意が必要です。
IPアドレスとは?
通信相手を識別する番号のことです。インターネットアドレスとも呼ばれており、それぞれのサイトに設けてある識別番号を意味します。
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【注意!】ペナルティの対象になるリンク
相互リンクで被リンクを得ることは大変良いことですが、全く関連性のないサイトや記事から過剰にリンクを得ることは逆効果になります。
その他、被リンクを集めるのが面倒になり、中には被リンクをお金を出してまとめて購入する人もいます。しかし、悪質な被リンクはGoogleからのペナルティ対象となりますので、絶対にやめましょう。
被リンクの購入【絶対ダメ!】
被リンクを他社から大量に購入してもらうのは、Googleガイドラインに違反する行為です。
Googleではウェブマスター向けにガイドラインを公開しており、被リンクの購入などの悪質な行為に対しては、ペナルティを設けるように定めています。
そのため、被リンクの営業が面倒だからといって、他社から被リンクを大量に購入したりする行為はしないようにしましょう。
関連性のないサイト(記事)からの過剰なリンク
相互リンクを行ったとしても、全くあなたのサイトと関連性のない他のサイトからの被リンクでは、SEO効果はあまり期待できません。
その他、同じサイトからの被リンクを大量にもらっている場合は、Googleから悪質な被リンクであると認識されて、ペナルティを課せられる恐れがあります。
相互リンク(被リンク)の営業方法(やり方)
相互リンクをもらう際の方法としては、主に4つあります。
それぞれ詳しく解説していますので、あなたに適した営業方法を試してみてください。
また、動画でも弊社CEOが分かりやすく解説しておりますので、合わせて参考にして頂けましたら幸いです。
①運営サイト同士のリンク
すでに自社で複数のサイトを保持している場合は、複数のサイト同士で相互フォローし合うのがおすすめです。
全く関連性がないジャンルだと、あまりSEO的な効果は期待できないかもしれませんが、相互フォローし合うことで容易に被リンクを得ることができます。
ただし、過剰に被リンクを設置するのは逆効果なので、あくまでも一つのサイト内に2〜3つ程度くらいに留めておくようにしましょう。
②寄稿してリンクをもらう
被リンクをもらう際には、自社サイトと同じジャンルの有名ブロガーなどに、寄稿してもらうのも一つの手段です。
必ず被リンクをもらうことを最初に約束した上で寄稿することができれば、確実に他のドメインパワーが強いサイトから被リンクをもらうことができます。
相手側としても記事を寄稿してもらえる上に、相互リンクなどのメリットがあるため、お互いにWin-Winの関係性を築くことができるでしょう。
③写真(画像)やサイテーションで逆検索をしてリンクをもらう
自社サイトのオリジナル写真などが、引用リンクなしで使用されていないかGoogleで画像検索し、営業をかける方法です。
普段からフリー素材画像ばかりを使用している場合は可能性はかなり低いですが、自社で独自性の高い画像を作成している場合は、被リンクがもらえる可能性が高いのでおすすめです。
その他、サイテーションされていないか、自社サイト名などでエゴサーチするのも良い方法でしょう。仮にサイテーションされているサイトが見つかった場合は、被リンクがもらえないか交渉する余地があります。
サイテーションとは?
サイテーションとは、ネット上で自社サイトの名前や電話番号、店舗名、企業名、などを言及される行為です。
④SNSなどを活用して営業
TwitterやFacebook、Instagram等のSNSを活用した相互リンクの営業も効果的です。
最近は特に有名ブロガーや有名YouTuberなどといった、影響力の大きい方が多いため、SNSを通じて営業をかけることで大きなリターンを得ることが期待できます。
仮にインフルエンサーと呼ばれる人たちから、相互リンクをもらうことに成功した場合には、かなり大きなSEO効果が得られることでしょう。
まとめ:相互リンクでドメインパワーを爆上げしよう!
要点
・相互リンクとは、双方同意の上で、お互いのサイトでリンクし合うこと
・相互リンクには、ドメインパワーの向上とユーザーの流入を増やす効果が期待できる
・相互リンクを行う際には、必ず相手サイトの信用性を確認する必要がある
相互リンクは、被リンクを獲得するための手段の一つでしかありません。
SEO対策を行っているサイトでは、被リンクは大変重要な項目の一つであり、会社によっては被リンクに特化した営業担当が設けられるほど重要視されています。
とはいえ、多くの会社では人的リソースが限られているため、被リンクなどの特殊なスキルや知識が必要になる業務は、外部委託するケースが大半です。
弊社ウェブココルでも、被リンクに関する相談や対策などを行っていますので、気になる人はお気軽にお問い合わせください。